ヒアルロン酸注入の副作用
ヒアルロン酸は、元々体内で作られる物質であり、副作用はほとんどありません。しかし、稀に皮膚壊死やアレルギー反応の症例があると報告されています。また、ヒアルロン酸は時間が経てば、分解・吸収され、治療をしなかった状態・元の状態に戻ると言われていますが、場合によっては凸凹したしこりが消えず、遺物肉芽腫症という後遺症が残ってしまうことがあると言われています。
費用を抑えるために医師の手を借りず自分でヒアルロン酸を注入する自己注射する方の修正手術が増えてきています。安全のため、専門医による正しい治療をお勧めします。
ボトックス注射の副作用
ボトックスはボツリヌス菌毒素を生成した製材です。ボトックス注入により筋肉な過剰な収縮を抑制しますので、シワ取りに効果があります。ボトックスは安全性の高い薬剤で副作用はほとんどないと考えられています。しかし稀に顔面神経麻痺や表情のこわばりができる、表情がナチュラルに作れなくなる、瞼や眉が垂れ下がってしまう、などの副作用が報告されています。注入時には専門医に注入をお願いすることをお勧めします。
法令線ヒアルロン酸注入
術前
術直後
43歳 女性。ほうれい線ヒアルロン酸注入
30歳代後半から、法令線のシワが深くなってきたために悩んでいた症例です。どんどん深くなっていくのを毎日見ていることに耐えられなくなったと御相談頂きました。特に右の法令線が深くなり目立つ状態でした。整形は初めてということで、左右の法令線にヒアルロン酸注入し法令線シワ取り行いました。ほうれい線が分からなくなり鏡を見るのが楽しいと喜んでいただきました。法令線は30歳代から出現するシワで、幼児や若い人にはありません。法令線ができるとぐっと老毛込むことが多く気にされる方が多くいらっしゃいます。一昔前までは、法令線治療と言えばフェイスリフト手術や脂肪注入しかなく、シワ取りは時間がかかり大変な治療でした。近年、プチ整形用のヒアルロン酸が開発され、どこの施設でも手軽に治療できるようになりました。簡単に若返ることが出来るので喜ばれています。